武雄市教委,学習用タブレット型端末の機種決定 Android端末KEIAN(恵安)M716Sを採用

武雄市が4月から全小学生に持たせるタブレット端末は、恵安のAndroidタブレットM716Sに決定したそうです。

 

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「KEIAN M716S-PS」(武雄市特別仕様モデル)

『小学校導入のタブレット機種を決定 武雄市教委 [佐賀県]』(西日本新聞2014年02月01日)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/saga/article/66912
佐賀県武雄市教委は、4月から全11小学校で導入する学習用タブレット型端末の機種について、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した恵安(東京)の「KEIAN M716S-PS」(武雄市特別仕様モデル)を採用すると発表した。
画面の大きさは7インチで、記憶容量は16ギガバイト。重さは315グラムあり、1台約1万8千円(税別)。ソフトバンクグループの教育関連会社エデュアス(東京)と契約し、端末3153台、11校分のシステムサーバーと学習支援システムを総額約1億2300万円で購入する。2月4日の市議会臨時会で承認を得る予定。

KEIAN M716Sの市場価格はこちらです。
KEIAN M716S(最安値8,980円~10,000円程度)

KEIAN M716SOS OS:Android 4.2.2 液晶サイズ:7インチ
CPU:ATM7021/1.2GHz 記憶容量:8GB
この機種を「ソフトバンクの全額出資子会社エデュアス」が、武雄市向けにアレンジしたものだそうです。

タブレットは小学生向けに頑丈なケースに入れられています。
※検索したら、このタブレットに採用されたケースが見つかりました。
http://p.tl/00-P
ケース価格は、港までの輸送料込みで約200円~500円(FOB価格、単価は数量により決定)

武雄市のタブレット端末選定委員会は「端末1台あたりの価格が約1万8千円と安く、また、反転授業を実施するのに使い勝手がいい機種として総合的に判断して決めた」としている。

武雄市は、このタブレットを3,153台、11校分のシステムサーバーと学習支援システムを総額1億2,300万円で購入するそうです。

市教委は4月から小学生1人につき端末1台を無償貸与。3~6年の算数と4~6年の理科で反転授業を導入する方針。

 

学習塾大手は、昨年よりタブレット配布を開始しています。

『小学生の学習塾・通信教育でタブレットコースが続々登場中! 熾烈な業者間競争での差別化要因に』(デジライフNAVI2013年4月19日)
http://diamond.jp/articles/-/34944

学研教室で「学研iコース」が、全国1万5000教室のうち1500教室で、3月1日からスタートした。これは小学生に絞り込んだコースで、生徒は教室と自宅の両方でタブレットを利用できる。

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(出典:「第1回子ども生活実態基本調査報告書」Benesse 教育研究開発センター(2005))

 

この調子だと、子供たちは1人で多くのタブレット端末を持たされることになりかねませんね(^_^;)

※以下、武雄市がタブレット端末を導入するまでをウォッチングした人の記事より

武雄市が導入するのはKEIANのAndroidタブレット』Appleの軌跡(2014年2月3日)
http://cloud.apples.jp/tablet/8476/

 

武雄市の反転授業の取組とiPad』Appleの軌跡(2013年9月24日)
http://cloud.apples.jp/tablet/7530/
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iPadを使った公開授業(武雄市立武内小学校:武雄市のHPより)

 

武雄市が導入するのはiPadか、それとも・・・』Appleの軌跡(2013年11月22日)
http://cloud.apples.jp/tablet/7939/
先に佐賀県は来春の県立高校新入生にタブレット端末を配布することを決めているが、機種はおおかたの予想に反してWindows 8搭載タブレットであった。武雄市の先行2小学校ではiPadが導入されているわけだが、すんなりiPadに決まることは考えられない。佐賀県ではタブレット端末導入に際して新入生は5万円を負担することになる。Surface PRO搭載タブレット端末に決めたことから、購入価格は7~8万円になるという。県からの補助が出ても5万円の自己負担は、義務教育ではない高校生であってもタブレット端末導入の対価としては高すぎるといわざるを得ない。いずれにせよ、教育ICTの裏で動いているのは教育とは別のパワーであり、今後も大いに注目すべき分野であるだろう。

 

 

※過去、同じように最新機材に期待を込めて学校教育に導入した事例

ニンテンドーDSが教材に? 八幡市教委が実験学習開始』ナリナリドットコム(2006年9月7日)
http://www.narinari.com/Nd/2006096448.html
京都府八幡市教育委員会が、中高生を対象にニンテンドーDSを使って英単語を学ばせる実践研究を行う。同市教委が取り組んでいる学校改革の一環で、効果が高ければ他の教科に広げたり使用校を増やしたいとしている。

このように期待を込めた学校改革の結果ですが、、、残念な結果に・・・。

DS、600台眠る 英語学習用・八幡の4中学導入』(京都新聞 2013年12月28日)
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現在使われず、ロッカーにしまわれたままになっているニンテンドーDS(八幡市内の中学校)
八幡市教育委員会が2008年度に、中学生の学習のため、全4中学校に導入した携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」(以下DS)600台が授業で使われずに眠ったままになっている。市教委が「ゲーム感覚で授業に取り組める」と導入したが、おもちゃとして扱う生徒が後を絶たず、1~3年間で全校が使わなくなった。

 

家庭学習さえ満足に家庭学習が出来ない子供たちが大半を占める地域では、出来る子供と出来ない子供の格差をより一層広げることに拍車をかけることになると思います(- -;)

お家で勉強しない子をお持ちのお母さんは、勉強をさせることの大変さが、よくお分かりかと。

家庭学習をモノで解決しようとするのは短絡的な考えの様に思います。

どんなに優れた学習機器があっても、それを有効に活用するには、人が指導を進めないことにはどうにもなりません。

長い教育の歴史で数ある成功事例のほとんどは人の手によるものです。

 

振り返れば、このような状況はパソコンが普及して以来、幾度となく繰り返されてきました。

パソコン通信の時代、その後、Windows95によるインターネットの普及、パソコンを使った学習塾・在宅学習の展開、、

そして、その多くは、発表当初の期待とは裏腹に衰退、撤退していきました。

今回は、パソコンが形を変えたタブレット端末に照準を当てたに過ぎないと思います。

前述の紹介記事にあるように、この状況は何か教育とは別のパワーが裏で動いていると思わざるを得ません。

 

そして携帯・インターネットは便利な半面、問題も多いです。

携帯・スマホ:「小中学生に持たせません」緊急アピール』毎日新聞(2014年02月01日)

http://mainichi.jp/select/news/20140202k0000m040018000c.html

「小中学生には携帯電話、スマートフォンは持たせません」。鳥取県米子市小中PTA連合会(市内35校)が31日、携帯電話やスマホの利用で児童・生徒がトラブルに巻き込まれる危険性をなくそうと緊急アピールを出した。同時に、子どもを通じてアピール文の配布も始めた。県教委家庭・地域教育課は「こうした対応は県内では聞いたことがない。歓迎したい」と話している。

アピールは「メールや無料アプリのライン(LINE)で誹謗(ひぼう)中傷や個人情報の流出の危険性がある」「子供の生活リズムが乱れ、人格・行動に悪影響を及ぼしている」と指摘し、「持たせません」と強調している。対象にはネット接続できるゲーム機や音楽プレーヤーなども含めている。

 

 

※実は、、タブレット端末にゲームを入れたりLINEを入れるのは簡単です。(学校採用タブレットには何らかの対策がしてあると思いますが・・・。)

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